Thursday 15 January 2004
Stage 14: AYOûN EL ATROUS - TIDJIKJA
Mauritania

SS: 548 km -Liaison: 4 km
Total: 552 km



コリン・マクレー、日産ピックアップで、ステージ2位
アリ・バタネンは、無念のリタイア
「テレフォニカ・ダカール2004」は、1月15日、アイユン・エル・アトラス ‐ ティジクジャのスペシャル・ステージを走行。昨日、自身初のダカールでのステージ・ウィンを決めたコリン・マクレーが、2番時計をマーク。ジニール・ドゥビリエは7位だった。しかし、アリ・バタネンは、ステージのスタート直後のアクシデントにより、ダカールまでわずか残り2ステージというところで、リタイアを余儀なくされた。二人ともケガはなかった。
今日のステージのテーマは「砂、砂、そして砂」。どんどんと高くなる砂丘は果てしなく続き、まさに砂の海の風貌だった。そして、この海は、タスカスト断崖に突き当たる。テクニカルで、スキルが必要なステージだ。前へと走ることだけではなく、さらに砂丘越えのテクニックと、絶妙なナビゲーションが要求される。ティジクジャへ到着するために競技者に認められるのは、このルートただ一つだ。

不運にもアリ・バタネンは、この壮大な冒険を最初の10kmしか味わうことができなかった。勢い良くスタートしたバタネンだったが、立木への衝突を避けきれなかった。
「10km行ったところで、僕は速く走りすぎていた。そして、バンプの後でクルマがバランスを崩したため、木を避けきれなかった。木は根こそぎ倒れて、マシンも壊れた。その後、2kmは走ったが、オイルが空になってしまった。ティジクジャとネマの間であんなにがんばったのに、ガッカリだよ。あの同じ状況だったら、リタイアした人も多かっただろうから。今日は自分のミスだ。オーバースピードだったんだと思う。二人ともケガはないよ。ユハは少し頭が痛いようだけど。でも、気持ち的にはすぐに僕も気落ちするだろうね。あれだけやってきた後で、本当に残念だ。でも、ダカールへの情熱は、変わらないよ」

コリン・マクレーは、懸命に前へ進んでいる。昨日はベストをマークし、今日も2番手タイムだ。
「とても難しいステージだったが、とても美しかった。運転技術も必要だし、ナビの仕事も多かった。今日は、何の問題も起きなかったよ。ティナはパーフェクトだった。1回でも道に迷うことはなかったよ。でも、慎重に走った。明日のステージも、簡単には行かないからね。クルマを大事にすることが重要で、そうしたよ。今夜は少し整備作業をするけど、大きな問題やクルマが傷んでいるところは何もない」

この日の午後は、ジニール・ドゥビリエもティジクジャのビバークに到着。チームメイトほどのツキはなく、いくつかトラブルに遭いながら、この日は7位でフィニッシュ。
「コリンに同感だよ。今日は、ハードでテクニカルなステージだった。CP1の後で最初のパンクが起きて、それからしばらく道を探していた。フィニッシュまで20kmという辺りでまたパンクが起きたので、また停車。クルマにダメージを与えるよりは、数分停まる方がいい。マラソンステージだし、(サービスのできる)T4トラックの到着は遅くなる。明日のステージも難しいんだってことを忘れちゃいけないんだ」

明日、競技者は、200kmもの非常に困難なオフロード・ドライブの続く「ラクダ草」の中へ戻る。ダカールへ到着する前日であっても油断は許されず、砂丘越えやナビゲーションの難しい区間が盛り込まれたこのステージは、総合順位に変動があるかもしれない。ゴール直前のアモウクロズ砂丘を越えるまで、燃費に注意することも重要だ。

池町佳生は、大きなトラブルなく無事ゴール。フィニッシュ手前10km地点で動けなくなっていたライバルのT1車両を牽引してビバークに到着した池町は、「助け合いもダカール精神。ここまで来たら、皆でゴールしたいです。」と語った。

Result Gallery